エロース …ときめき探求物語
第6章 キスの達人
咲が意識を
取り戻したとき
辰蔵は咲の
頬に唇を触れて
咲がイク瞬間にこぼした
一筋の涙を拭ってくれていた…………。
気がつけば
あのゲリラ降雨のような通り雨をもたらせた
雨雲が嘘のようになくなり
辰蔵の部屋の窓からは
青空が広がっていた。
『よかった。すっかり服が乾きました』
と咲は
辰蔵に笑顔で言葉を交わした。
『辰蔵さん…。素敵な思いでと体験になりました』
咲は
少しはにかみながら
辰蔵にお礼を言った
『こちらこそじゃ… ……咲良さん、あんたが亡くなった郁代そっくりだったもんで… わしはつい……………』
と辰蔵は
咲への謝罪の言葉を
語ろうと思ったが
言葉を飲み込んだ……
そして
『今日みたいなキスを旦那さんとできるよいに祈っとるわい!!』
と笑顔で咲に囁いた。
『辰蔵さん!!今度は出張マッサージでいつでも伺いますから、テオーリアにお電話くださいね♪』
と咲も
笑顔でささやいた。
双葉台ニュータウンを出た頃
―――咲ちゃんがいやがっていた
強引なキスも……
もしかしたら
満からの咲への
愛してるよってメッセージだったのかもね……
と
エロースが咲の心のなかから
話しかけてきた。
『うん…。ただ私は、あのときまだ性におぼこすぎたんだよね… …反省だよ…』
とキスの魅力を実感した咲は
素直に反省した。
―――あ!!でもさ…
きっといつか咲はまた
満とキスをできるさ!!
っと………!!ほら咲!!計測しようよ。
エロースはそう咲を促して
空から咲に
トキメキ測定器を舞い下ろした。
――――ビックリ!!
咲は
トキメキ測定器の表示が
【トキメキ度 55%】となっていることに
素直に驚きと喜びを感じた。
『ウサコちゃん!!ありがとう!!もっとトキメキをためてから満にキスをするねっ。』
そう咲は
心のなかで呟いて空を見上げた。
きれいな虹が
雨上がりの青空にかかっていた。
取り戻したとき
辰蔵は咲の
頬に唇を触れて
咲がイク瞬間にこぼした
一筋の涙を拭ってくれていた…………。
気がつけば
あのゲリラ降雨のような通り雨をもたらせた
雨雲が嘘のようになくなり
辰蔵の部屋の窓からは
青空が広がっていた。
『よかった。すっかり服が乾きました』
と咲は
辰蔵に笑顔で言葉を交わした。
『辰蔵さん…。素敵な思いでと体験になりました』
咲は
少しはにかみながら
辰蔵にお礼を言った
『こちらこそじゃ… ……咲良さん、あんたが亡くなった郁代そっくりだったもんで… わしはつい……………』
と辰蔵は
咲への謝罪の言葉を
語ろうと思ったが
言葉を飲み込んだ……
そして
『今日みたいなキスを旦那さんとできるよいに祈っとるわい!!』
と笑顔で咲に囁いた。
『辰蔵さん!!今度は出張マッサージでいつでも伺いますから、テオーリアにお電話くださいね♪』
と咲も
笑顔でささやいた。
双葉台ニュータウンを出た頃
―――咲ちゃんがいやがっていた
強引なキスも……
もしかしたら
満からの咲への
愛してるよってメッセージだったのかもね……
と
エロースが咲の心のなかから
話しかけてきた。
『うん…。ただ私は、あのときまだ性におぼこすぎたんだよね… …反省だよ…』
とキスの魅力を実感した咲は
素直に反省した。
―――あ!!でもさ…
きっといつか咲はまた
満とキスをできるさ!!
っと………!!ほら咲!!計測しようよ。
エロースはそう咲を促して
空から咲に
トキメキ測定器を舞い下ろした。
――――ビックリ!!
咲は
トキメキ測定器の表示が
【トキメキ度 55%】となっていることに
素直に驚きと喜びを感じた。
『ウサコちゃん!!ありがとう!!もっとトキメキをためてから満にキスをするねっ。』
そう咲は
心のなかで呟いて空を見上げた。
きれいな虹が
雨上がりの青空にかかっていた。