
エロース …ときめき探求物語
第8章 住めば都?
満は
大阪に単身赴任してから
まだ
セックスをしていない。
妻の咲は
広子が長期離脱した
テオーリアでフル稼働していて
まだ一度も大阪に来てくれていない……。
今さっき見てしまった夢…。
あれもきっと
満のなかに性欲というかたちで溜まった
ストレスなんだろうか……
満はふと
そんな風に思えた。
『あっ。スーツが脱ぎっぱなしだ……』
満は慌てて
スーツをハンガーにかけようとした。
すると
ヒラ――――――――――――――リ
今朝、千尋から手渡された
【SMクラブ桃源郷 性処理奴隷 咲】の名刺が
スーツの内ポケットから
床に舞い落ちた。
―――千尋……。
満は時計を眺めた。
午前9時半を時計は指していた。
名刺には
出勤日…日、月、火、水
10~17時まで
受付開始…9時半
と記されていた。
―――
あの夢…
ビックリしたけど
エロかったよな…………ハアハアハアハア…
……えっ?
ダメだダメダメ!!
別れたモトカノとエッチしたいのか俺?
そりゃ
昔付き合っていた頃は
当たり前のようにセックスしてたけど
一回もアナルやSMプレイしてなかったし……
ムラムラ………。
―――いやダメだ!!咲にまた会わせる顔がなくなる!!
ムラムラムラムラ……。
『満… …欲しいの………』と千尋の声が聞こえそうな感じだ!!
―――いやいやいや!!耐えろ!!オナニーでがまんだ俺!!
そうだTSUTAYAでAVレンタルしよう!!
ムラムラムラ… ハアハアハアハァハァ……… ムラムラ…ムラ!!
―――あ―――……ダメだ!!ヤバイ…
………ったくよぉ~!!
お前はダサダサだなぁ…。面倒くさいやつ…
『そ…その声は、クロちゃん!!』
………は~い。クロちゃんでいいよもう。
情欲の神パトスが
紫の煙と共に
満の前にクマちゃんの縫いぐるみの格好で
登場した。
大阪に単身赴任してから
まだ
セックスをしていない。
妻の咲は
広子が長期離脱した
テオーリアでフル稼働していて
まだ一度も大阪に来てくれていない……。
今さっき見てしまった夢…。
あれもきっと
満のなかに性欲というかたちで溜まった
ストレスなんだろうか……
満はふと
そんな風に思えた。
『あっ。スーツが脱ぎっぱなしだ……』
満は慌てて
スーツをハンガーにかけようとした。
すると
ヒラ――――――――――――――リ
今朝、千尋から手渡された
【SMクラブ桃源郷 性処理奴隷 咲】の名刺が
スーツの内ポケットから
床に舞い落ちた。
―――千尋……。
満は時計を眺めた。
午前9時半を時計は指していた。
名刺には
出勤日…日、月、火、水
10~17時まで
受付開始…9時半
と記されていた。
―――
あの夢…
ビックリしたけど
エロかったよな…………ハアハアハアハア…
……えっ?
ダメだダメダメ!!
別れたモトカノとエッチしたいのか俺?
そりゃ
昔付き合っていた頃は
当たり前のようにセックスしてたけど
一回もアナルやSMプレイしてなかったし……
ムラムラ………。
―――いやダメだ!!咲にまた会わせる顔がなくなる!!
ムラムラムラムラ……。
『満… …欲しいの………』と千尋の声が聞こえそうな感じだ!!
―――いやいやいや!!耐えろ!!オナニーでがまんだ俺!!
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ムラムラムラ… ハアハアハアハァハァ……… ムラムラ…ムラ!!
―――あ―――……ダメだ!!ヤバイ…
………ったくよぉ~!!
お前はダサダサだなぁ…。面倒くさいやつ…
『そ…その声は、クロちゃん!!』
………は~い。クロちゃんでいいよもう。
情欲の神パトスが
紫の煙と共に
満の前にクマちゃんの縫いぐるみの格好で
登場した。
