黒川とぱんぱかぱん!
第1章 何者なのじゃ?
キーンコーンカーンコーン…
帰り前のホームルームのチャイムがなる
「珍しいな永野。今日は寝てないのか?
おい皆、帰り突然雨降るかもしれないから気を付けろよ」
担任がそう言うと軽く笑いが起こる
「なんだよそれ。俺だって用事のひとつやふたつ…」
「ふーん…授業も大事な用事だと思うんだけどな?」
ぐお…そ、そうだけどさ…
心になんか刺ささるわ
「さ、さーせん…」
「ま、頑張れよ。そんくらい大事なことなんだろ?」
ふっと笑うと瞬時に真面目な顔にきり代わり
ホームルームが進む
言うことがイケメンだな
俺が女なら惚れてまうやろー!レベル
頑張ろ…
少ない三人での食事
俺もだし母も父も楽しみにしてるはずだ
俺は終わり次第
誰とも競争してるわけでもないのに
一番目指して校門から外に出て
スーパーに向かった。