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ラブリー

第3章 la vie en rose



必要以上に緊張してるせいで逃げ腰になる身体に、落ち着け、って言い聞かせる。

「にの…こわい?」

怖くないとは言えない。

上手い返事もできない俺にそっと口づけると、

「ちょっと違和感あると思うけど…」

用意していたらしいクリームを後ろに塗られた。

「ぃ…」

「少しずつ…ね、」

丁寧に解かされていくと指が入るのはなんとかいけた。

ハンパない異物感はあるけど。

「ん、っ、」

「大丈夫?」

「うん、大丈夫。」

それからも時間をかけて拓かされたそこに相葉くんのがあてがわれた。

「いくよ?」

うん、と頷くと、ぐいぐいって入ってくるのが痛くて怖くてたまんない。





思いっきり逃げた俺。

「にの、痛い?」

「へいき、」

平気じゃないけど。

「ごめん、もうちょっといくよ?」


!!


ダメだ。

嫌がる足がバタバタと暴れてしまう。

ついに蹴りが入ったようで、相葉くんが小さく苦しそうな声を出した。

「ぅ、」

「わ、ごめん!」

上体を起こして先を見ると苦笑いをしてるからホッとした。

そのまま這いずってきておもむろに俺のを口にする。


!!!


小さく萎えていたはずのものが、みるみる硬くなったのが自分でわかった。

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