ラブリー
第6章 シリウス
シャツを首元までたくし上げて、あらわになったにのの乳首を見て動きが止まる。
と、そこで、いかんいかんと、すぐパクついた。
「んっ、」
小さく声が出たのを可愛く感じながら心で反省。
俺が動きを止めると、にのは勘違いすると思ったから。
…うろたえてるとか
…引いてるとか
とにかくマイナスに考えてしまいそう。
感動してるんだけど。
ほんとのところ、もっとまじまじと見たいんだけど。
口を離すと目の前のツンと立った乳首にクラクラ。
レロ
ゆっくり舌で掬うように舐めると、にのが首を振る。
いや…だからじゃないよね?
感じてる?
もっと感じて欲しくて吸ってから甘噛みしたら、にのの胸が浮いてすぐに沈んだ。
右も左も同じようにして、空いた片方の乳首をきゅっと摘んだら、
「あ!」
大きい声が出てしまったにの。
視線を向けると目が合った。
「も…やめて、」
「え?」
「や…だ…」
「マジ…で?」
ここでやめていいのかな。
次はどこを攻めようか。
一度、口にキスしてから鎖骨に唇を這わすと乳首に戻ってきてしまう。
イヤよ、イヤよも…じゃない?
吸い寄せられてまた乳首を舐めるとビクンとしなった身体を見て確信に変わった。