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ネットに落ちてた怖い話

第51章 晴美の末路

ある夜、いつもの様にアパートに取立てがやって来ましてね。
所がちょっと様子が違うんですよ。

幹部って言うんですか?
お偉いさん来ちゃいまして。
一通り晴美と話した後、つかつか~と私の方にやって来まして、お前があいつの男か?と聞くんですよ。

ここで違う、とは言えませんわね。
認めると、お前にあいつの借金の肩代わりが出来るのか?と聞くんですよ。

出来るわけないですよ。
その頃には借金1千万近くに膨れ上がってましたからね。

当然無理だと言いましたよ。
そしたらその男が、あぁ、今思えば北村一輝に似た中々の良い男でしたね。
あ、へへへ、すみません。

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