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ネットに落ちてた怖い話

第54章 ストーカー転じて…

僕が

「おいM!M!!」

と水をかけたりほっぺを叩くといきなり目を飛び出すほど見開く。

そしてまた叫ぶ。


「殺される!!こ~~~ろ~~さ~~~れ~~~る~~~!!許してください~~・・・・」


「おいM!!俺が分かるか!!?」

と言うが反応がない。

「だめっす。多分○○君も見えてないです」

と男が言う。

救急車はまずいので暴れるMを抱えスタッフに車で病院に運ばせた。



その3時間後、点滴で抗生剤を打ち一旦は落ちついたに見えたMだったが病院を脱走しビルからとび降りて死んだ。



僕は営業停止は覚悟した。

しかしMから検出されたのは、合法の眠剤だけだった。

眠剤だけではあそこまではならないはずだ。

Kが何か関係あるのかは分からなかった。

僕は帰って、いるか分からないKに話しかけた。

「今日Mが死んだよ。一応友達だったんだろう。あいつはちゃんと成仏するかな。」

と言い、風呂に入り眠ろうとした。

その時ベランダから「カカカ」という老人のような低い笑い声が聞こえた。


その日、知らない男女がMの死体を食ってる夢を見た。

Kがいつもの下着姿で体育座りをして死んだような目をして眺めている。

そしていきなりこっちを振り向いた。

1月に見たおぞましい模様の目をしていた。

口は不気味な形に歪んでいる。

最後に



「こういう子は楽なのよねぇ」



と言っていた.。

どう言う意味なんだろう。
楽に殺せると言う事か。

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