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ネットに落ちてた怖い話

第6章 リゾートバイト(その後)

坊「おんどうの周りを回っていたそのモノは、次第に歩くことを困難とし、四足歩行を始めたそうです。その後、四肢の関節を大きく曲げ、蜘蛛のように地を這い回ったそうです。それはまるで、人間の退化を見ているようだったと。その後、なにやら呻き声を上げたかと思うとそのモノの四肢は失われ、芋虫のような形態でそこに転がっていたのだとか」

坊「そしてそのモノは夜が明けるにつれて小さくすぼみ、最終的に残ったのが、臍の緒だったのです」

俺は、坊さんの話に聞き入っていた。
まるで自分達の話に毛が生えて、昔話として語られているような感覚だった。

するとAが聞いたんだ。

A「え、もしかしてその臍の緒って・・」

すると坊さんは静かに答えた。

坊「今朝、おんどう奥の岩の上に転がっていたものです」

B「マジかよ・・」

Bは呆然として呟いた。

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