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ネットに落ちてた怖い話

第12章 リアル2

夜10時、幸いにも早めに会社を出られた○○と俺は部屋に着いた。
扉を開けた瞬間に今朝嗅いだ悪臭が鼻を突いた。
締め切った部屋から熱気とともに、まさしく臭いが襲ってきた。

帰りの道でもしつこいくらいの説明を俺から受けていた○○は「・・・マジ?」と一言呟いた。
信じたようだ。

問題は○○が何かしら解決案を出してくれるかどうかだったが、望むべきではなかった。

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