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ネットに落ちてた怖い話

第13章 リアル3

○○が電話を折り返してきたのは夜11時を過ぎた頃だった。

○○「待たせて悪いね。知り合いに相談したら連絡入れてくれて、明日行けるって。」

俺「明日?」

○○「ほら、明日日曜じゃん?」

そうか、いつの間にか奴を見てから五日も経つのか。不思議と会社の事を忘れてたな。


俺「分かった。ありがと。ウチまで来てくれるの?」

○○「家まで行くって。車で行くらしいから住所メールしといて」

俺「お前はどーすんの?来て欲しいんだけど」

○○「行く行く」

俺「金、後でも大丈夫かな?」

○○「多分大丈夫じゃね?」

俺「分かった。近くまで来たら電話して」


何とも段取りの悪い話だが、若僧だった俺には仕方の無い事だった。

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