テキストサイズ

ネットに落ちてた怖い話

第2章 リゾートバイト2

そのまま後ろを見ずに行けばいいんだけど、あれって実際できないぞ。
そのまま行く勇気もなければ、振り返る勇気もないんだ。
そこに立ちすくむしかできかった。

眼球だけがキョロキョロ動いて、冷や汗で背中はビッショリだった。

その間も

「ガリガリガリガリガリガリ」
「ひゅー・・ひゅっひゅー」

って音は続き、緊張で硬くなった俺の脚をどうにか動かそうと必死になった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ