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ネットに落ちてた怖い話

第13章 リアル3

俺は、瞬きも忘れ凝視していた。

不意にアイツの首が動きを止めた。

次の瞬間、顔を俺に向けた。

俺は…慌てて目をギュッと閉じ、布団を被りひたすら南無阿弥陀仏と唱えていた。
俺の顔の間近で、アイツが梟のように顔を動かしている光景が瞼に浮かんできた。
恐ろしかった。

ガタガタと音が聞こえ、階段を駈け降りる音が聞こえた。
林が逃げ出したようだ。

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