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ネットに落ちてた怖い話

第14章 リアル4

両親はもう体力的にも精神的にも限界に近かったらしく、「疲れちゃったやろ?後はS先生が良くしてくれるけん、隣ば行って休んでたらよか」と人懐こい祖父の言葉に甘えて隣の部屋へ。


S先生「じゃあTちゃん、こっちにいらっしゃい」

S先生に呼ばれ、向かい合わせで正座した。

S先生「それじゃIさん達も隣の部屋で寛いでらして下さい。Tちゃんと話をしますからね」

S先生「後は任せて、こっちの部屋には良いと言うまで戻って来ては駄目ですよ?」

祖父「S先生、Tちゃんばよろしくお願いします!」

祖母「Tちゃん、心配なかけんね。S先生がうまいことしてくれるけん。あんたさんはよく言うこと聞いといたらよかけんね。ね?」

しきりにS先生にお願いして、俺に声をかけてくれる祖父母の姿にまた涙が出てきた。
泣きっぱなしだな俺。

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