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ネットに落ちてた怖い話

第28章 猿夢

「次は挽肉~挽肉です~」

とアナウンスが流れました。
最悪です。

どうなるか、容易に想像が出来たので神経を集中させ、夢から覚めようとしました。

(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)

いつもはこう強く念じる事で成功します。

急に「ウイーン」という機会の音が聞こえてきました。
今度は小人が私の膝に乗り変な機会みたいな物を近づけてきました。
たぶん私をミンチにする道具だと思うと恐くなり、

(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)

と目を固くつぶり一生懸命に念じました。

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