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ネットに落ちてた怖い話

第32章 色街

放心状態の彼女の両親、その場のあまりに重たい空気に耐えられず私は友人に付き添われて、タバコを吸いに待合室に向かった。

廊下で看護婦とすれ違った。
すれ違いざま、その看護婦がニヤッと哂ったように見えた。
2、3m進んだ所で私はハッとした。


・・・今の看護婦、あの女だ!


すぐに振り返ったが、もうそこには看護婦はいなかった。

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