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ネットに落ちてた怖い話

第35章 危険な好奇心2

俺はハッピーの変わり果てた姿を見て、今度中年女に会えば、次は俺がハッピーのように・・・と思い、すぐにでも家に帰りたくなった。

その時、淳が
『タッチ・・、タッチの死体が無い!タッチは生きてるかも!』
と言い出した。

すると慎も
『きっとタッチは逃げのびたんだ!きっと基地にいるはず!』
と言い出した。

俺もタッチだけは生きていて欲しい。と思い、三人で秘密基地へと走り出した。

秘密基地が見える場所まで走ってきたが、慎が急に立ち止まった。
俺と淳は『!中年女?!』と思い、慌てて身を伏せた。
黙って慎の顔を見上げると、慎は

『・・なんだあれ・?』
と基地を指差した。

俺と淳はゆっくり立ち上がり、基地を眺めた。
何か基地に違和感があった。何か・・・

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