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ネットに落ちてた怖い話

第35章 危険な好奇心2

そこには変わり果てたタッチの死体があった。

『うわっ!』

俺と淳も慎と同じような反応をとった。
やはりタッチも眉間に五寸釘が打ち込まれていた。

俺はその時、思った。
あの中年女は変態だ!いや、キチ●イだ!
普通、こんなことしないだろう。

とてつもない人間に関わってしまったと、昨夜、この山に来た事を心から後悔した。

しばらく三人ともタッチの死体を見て呆然としていたが、慎が小屋の中を指差し、
『おい!!あれ・・・』

俺と淳は黙りながら静かに慎が指差す方向を覗き込んだ。

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