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ネットに落ちてた怖い話

第38章 危険な好奇心5

その女は作業を中断し、ゴム手袋を外しながら俺に近寄ってくる。
その表情はニコニコしていた。
俺はどんな表情をすればいい???
きっと、とてつもなく恐怖に引きつった顔をしていただろう。

女は俺の目前まで歩み寄って来て

『立派になって。。もう幾つになった?高校生か?』

と尋ねてきた。

俺は『この女』の発言の意味が判らなかった。

何なんだ?
俺をコケにしているのか?
恐怖に引きつる俺を馬鹿にしているのか?
何なんだ?
俺の反応を楽しんでいるのか?

俺が黙っていると、
『お友達も大きくなったねぇ、、、淳くん。。可哀相に骨折してるけど。。お兄ちゃんも気付けなあかんよ!』
と言ってきた。

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