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ネットに落ちてた怖い話

第39章 裏S区

その後、学校に行こうと思いだしたころにAの存在を思い出した。

俺がそもそもこんな事になったのもAのせいだ。
あいつがあんなイジメをしなければこんな目にもあわなかった。
アイツは俺をこんな目にあわせる様な奴だから居なくなればいい。
そうだ、この「どーん」って言う音に頼もう。

って本気で思ってた。
俺は本当におかしくなってたんだと思う。
本気でこの「音」の主にお願いしてた。

次の日に学校に行った俺は昼休みの時に早退したいと先生に言った。
先生も俺がどういう状況かを知っていたからすぐにOKを出してくれた。

Aはその日も休みだった。

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