テキストサイズ

ネットに落ちてた怖い話

第39章 裏S区

俺 「あれ??俺気絶する前にナニカ見たわ・・・」

Bさん「うん、そやろな・。俺は○君みて直ぐに気づいてなぁ。何かおるって、それでお経を唱えたんよ」

母 「大丈夫なんですか?何かって何ですか?」

Cさん「えっとね、私らが住んどる地域がなんで裏S区って言われるか知っとる?」

親父「えっと、失礼かもしれませんが、差別的な意味ですよね?」

Bさん「それはそっちだけの認識やな、じいさん、ばあさんによう言われたやろ?裏Sには近寄るなて」

親父「言われましたね。でもそれは部落差別的なもんやと思ってましたけど、違うんですか?」

Bさん「いや、そうや。そうなんやけど、差別があるけ言うても今も言い続けよるんは裏Sの歴史がちと異常なんや。」

親父「いや、私も妻も生まれはS区やからその辺は分かってますけど、部落とか集落系での差別ってどっこも同じようなものでしょ?だから、異常っていうのはわかります。」

Bさん「はは。そうやろ?そういう風にとらわれてしまってるんやな。裏S区は部落やからって事でも他国のモンの集まりでもなく昔からこの地域に住んでたモンの集まりなんや。」

親父「はい。ただ、違いが私にはちょっと・・。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ