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ネットに落ちてた怖い話

第39章 裏S区

それからその次の夜にお通夜があり俺も両親とともに行ったのだが、俺はすごく嫌がってた。
ただ親が
「一応供養だけはしとかな変なことあったら嫌やろ?」
って言うので仕方なく行くことになった。

お通夜もかなり変わっており、通常のお通夜とちがい遺影など無くその代わりに紙にAの名前が書いておりそれを御棺の側面にびっしり貼り付けていて、近づくのも嫌になるような不気味さを漂わせてた。

Bさん曰く
「写真を置くと写真の顔が変形するんだよ、それを見るのが耐えれないほどの奇怪なモノだからこの地域ではこういうやり方でやるんだ。名前の書いた紙をびっしり貼ってるのはコイツはAだ。××××ではないんだ、っていう証なんだ」
との事。
(本当に意味不明、奇怪すぎる内容にひいた。)

その時Aの父親が俺に話かけて来て「迷惑かけてごめんね。」とAが家出したときに書いた手紙と遺書を見せてきた。
遺書の部分は上記の通りだが、この時は本当は見たくなかった。

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