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ネットに落ちてた怖い話

第40章 嗤う人々

以下会話

G「わりぃね、急に。」

K「いや、いいよ。っていうかマジでびっくりするわ。昨日の今日で」

G「うん、っていうか、お前家に帰るバスの中でYさんの家が見えると思うよ、そこの前通る時笑えよ」

K「は??なんて???」

G「いや、その前通る時に笑顔でもいいけん、笑って通れよって」

K「いや、人が死んどるんやない???あほかお前。笑えるわけないし」

G「いいけん、この地域の人らは個人が死んだときに笑顔で送り出そうっていう感じなんよ。だけ死んで悲しそうな顔しとったら、霊が憑いてくるけん。」

おばあさん「ほっか、そん子はこっちの子やないんか?いらん事こっちにきたりしたら大変なことになんぞ?」

G「あ、うん。昨日とまりきとったんやけど、今朝H君の兄ちゃんが亡くなったんや」

おばあさん「そりゃ、そりゃ。Yんとこ行ったんか?あ?それやったらあかんな」

K「いや、でも笑うのはおかしいやろ。ちゅうか普通に考えて呪われるとしたら普通は笑ったほうが怖いし」

おばあさん「きさんはあほか??この地域の神さんと、きさんとこが一緒と思っとったらくわれるんぞ」

G「おばあちゃん、そんな怒らんでもええやろ、知らんのやし」

おばあさん「知らんかったで死ぬんで?死んだら終わりやろうが」

K「あ、はい。わかりました。笑えばいいんですよね?」
(少しビビッたらしい)

G「うん、すまんけど、おねがいやわ」


こんな感じのやり取りがあったらしい。
その時にKはもう絶対に裏S区に行かないって決めたとの事。

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