ネットに落ちてた怖い話
第41章 根絶やしの歌
何だか夫の呼ぶ声が聞こえた気がしてハッと目が覚めました。
声は確かに寝室から聞こえていたので、急いで行ってみると、夫が大きな声で歌っていました。
まだ熱は下がりきってないはずで、よく眠っている感じなのですが、何だか一生懸命歌っているのです。
その様子は何と言うか・・・とにかく異様な感じで、私はぎょっとしてその場に立ち竦んでしまいました。
夫は普段からものすごい音痴なのでw、どんな音程で歌っているのかは分からないのですが、
「すみのあに・・・とうとうと・・・おかありを・・・すえらかす・・・」
と歌っているのは分かりました。
上記の他にも何か言っていましたが、何だかいきなり全身がぞっとするような感覚に包まれて、「熱で頭がおかしくなった?!」とか思いながら、思わずまだ氷がたくさん残っている水枕を夫の頭の下から取り出すと、ふっと歌うのを止めて、すうすう寝息を立て始めました。
意味もなく水枕の水を替えたり、タオルで夫の顔を拭いたりしていたのですが、特に変わった様子もなかったのでソファに戻って寝ました。
声は確かに寝室から聞こえていたので、急いで行ってみると、夫が大きな声で歌っていました。
まだ熱は下がりきってないはずで、よく眠っている感じなのですが、何だか一生懸命歌っているのです。
その様子は何と言うか・・・とにかく異様な感じで、私はぎょっとしてその場に立ち竦んでしまいました。
夫は普段からものすごい音痴なのでw、どんな音程で歌っているのかは分からないのですが、
「すみのあに・・・とうとうと・・・おかありを・・・すえらかす・・・」
と歌っているのは分かりました。
上記の他にも何か言っていましたが、何だかいきなり全身がぞっとするような感覚に包まれて、「熱で頭がおかしくなった?!」とか思いながら、思わずまだ氷がたくさん残っている水枕を夫の頭の下から取り出すと、ふっと歌うのを止めて、すうすう寝息を立て始めました。
意味もなく水枕の水を替えたり、タオルで夫の顔を拭いたりしていたのですが、特に変わった様子もなかったのでソファに戻って寝ました。