ネットに落ちてた怖い話
第42章 女友達の話
佳織と友人同士になってから何ヶ月かたった二月、バレンタインで俺は別のクラスの女子からチョコレートをもらい、めちゃ嬉しくて佳織や順一に自慢していた。
「やったー。もらっちゃったよ。俺、実は初めてだったりするんだけど」
「いいなー。俺も欲しいよ、ホント」
「あのさ……広志くん(俺の仮名)……それ、食べない方がいいと思う」
「え?」
「ちょっと、やばいと言うか……気持ち悪いよ、それ」
いきなり佳織が変なこと言い出したんで、俺も順一もわけわからんという感じだった。
「え? なにそれ? どゆこと?」
「なんかね、強すぎる。……本人に悪気はないと思うけど、けっこう色々いれて、なんて言うのかな……呪いみたいになっちゃってるよ。体壊すかもしれない」
「はぁ? お前、何言ってるの?」
せっかくもらったチョコレートとそれをくれた人をけなされてるみたいで、俺はちょっと腹を立てて佳織と喧嘩しかけたけど、順一が「まあまあ」と止めてくれて、結局俺の家でチョコレートのうち何粒かを溶かしてみることになった。
「やったー。もらっちゃったよ。俺、実は初めてだったりするんだけど」
「いいなー。俺も欲しいよ、ホント」
「あのさ……広志くん(俺の仮名)……それ、食べない方がいいと思う」
「え?」
「ちょっと、やばいと言うか……気持ち悪いよ、それ」
いきなり佳織が変なこと言い出したんで、俺も順一もわけわからんという感じだった。
「え? なにそれ? どゆこと?」
「なんかね、強すぎる。……本人に悪気はないと思うけど、けっこう色々いれて、なんて言うのかな……呪いみたいになっちゃってるよ。体壊すかもしれない」
「はぁ? お前、何言ってるの?」
せっかくもらったチョコレートとそれをくれた人をけなされてるみたいで、俺はちょっと腹を立てて佳織と喧嘩しかけたけど、順一が「まあまあ」と止めてくれて、結局俺の家でチョコレートのうち何粒かを溶かしてみることになった。