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ネットに落ちてた怖い話

第42章 女友達の話

佳織の言っていたことは的中していたわけで、俺は佳織とまた話すようになり、ごめんと謝った。
佳織は別に怒ってないと言ってくれたが、俺の質問には嫌がって答えてくれなくて、一年くらいしてようやくこのとき何をしたのか話してくれた。

なんか、いろいろ祟りとか、呪いの原理(彼女なりの理解だと言っていた)を話してくれた。
要は、思い込みの力らしい。

今回は猫を順一の体に見たてて、俺たちがそう思い込むことで祟ろうとしてる奴をだまして、あの森林公園で怨みを受けたことにして、順一本人は助かったと言う。

他にも何か言ってたけど良くわからなかった。
というわけで、俺は呪いとか祟りとか、術とかそう言うのは確実にあると思う。
実際こういうのを見てしまったわけだし。

俺は「もし俺が死にそうだったら、隠さずに教えてくれ」といって、佳織と友達でいた。
それからもいろいろ変な目にあったけど、今も実はかなり仲の良い方の友人かもしれない。

多分、佳織がやばい奴であることに変わりはないんだろうなとは思うが。
あと、猫は直視できなくなった。

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