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ネットに落ちてた怖い話

第46章 落書き

少し怖くなったけれど、俺と友人はそのまま左に進むことにした。
すると両側に部屋があるところに突き当たって、壁に


「あたまは ひだり からだは みぎ」


と書いてあった。

友人はこれを見た瞬間に、半狂乱になって逃げだした。
でも俺はその場所にとどまって、勇気を出して右の部屋に行くことにした。
部屋に入り進んでいくと、突き当たりの壁に


「わたしの からだは このしたにいるよ」


と書いてあった。

下を見ると


「ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね」


俺は急いで、その部屋の窓から飛び降りて逃げた。


それからはもう、その場所には近づいていない。

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