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貴方と私

第14章 転校生




「加藤さん♪次、移動教室だよ。一緒に行こう。ニヤ」

『あ…、うん…。』

大稀は、女子達に
囲まれながら、
私に話しかけた。

女子達や、零嗚、蓮くんも、
みんなの視線が怖かった。

大稀と二人で
移動教室に向かっていたら、
大稀が違う方に進んで行くので、
私が
『そっちじゃないよ。』
と言うと。
「知ってる。サボるんだよ。」
と言った。

「もちろん、真衣もだよ♪」

大稀の笑顔が怖い。





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