こうするしかなかったんだ
第12章 苦悩
「葉月の言う事も分かるけどさ…Hして分かる事だってあるんだよ」
「例えば?」
「相手の気持ちとか」
「それはHしなくても分かる」
「なんてゆうか…より分かるってコト!」
咲希が怒っているのを察知したので話を変える。
「咲希はそうゆうの勉強した?」
「えぇっ!?まぁ…それなりに…」
「何見て勉強したの?」
「主にはお兄ちゃんの部屋に隠してあったDVD」
「え、それ大丈夫なの?」
「お兄ちゃんにはバレてないし。あ、そうだ!1回見てみなよ、持ってくるから」
咲希はなんだか嬉しそうにしているので、見る見ないは別としておこうと思う葉月だった。