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キミのとなり

第3章 誰よりも

『今どこ?』

『もう家。どうした?』

『今から行ってもいい?』

『いいけど…どうかしたの?』

『ううん。大丈夫。とりあえず行ってから話す。……てか、もう着いた。』

メールを送ってる途中でインターホンを押したら、びっくりしてた。

相葉くんがオートロックを解除してくれて部屋まで上がる。

「にの~。会えて嬉しい!」

ドアを開けたら玄関でドンと抱きついてきた。

可愛い。可愛過ぎる。

ぶちゅーってキスしてしまった。

いかん、いかん。
話をしないと…

「相葉くん。ちょっと聞いて欲しい。実はね…」

俺の話を黙って聞いてくれた。

顔に少し影を作ったけど、

「わかった。ありがとう。話してくれて嬉しかった。」

そう言ってくれた。

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