レット・ミー・ダウン【ARS・NL】
第1章 ガーリックポークソテー【翔】
私が風呂から上がると、翔はソファに座ったまま眠りこけていた。
濡れたバスタオルを肩にかけ、缶ビールを持ったまま。
私は翔の肩からバスタオルを外し、缶ビールを取った。
「翔、寝るならベッドに行きなよ。」
「ん。」
翔は寝ぼけたまま起きない。
「ほら、風邪ひくよ。」
私は翔の手を引いて、寝室まで連れて行く。
翔はベッドにたどり着くと、転がるように寝転んだ。
翔に掛け布団をかけてやり、私はリビングに戻った。
濡れたバスタオルとビールの缶を片付け、自分の髪を乾かす。
それが終わると、私も寝室へ向かった。
翔を起こさないように、そうろとベッドにもぐり込む。
眠っていると思っていた翔が薄目を開けて、私を抱きよせた。
「ごめん、起こした?」
そう言う私に、翔は何も言わず覆いかぶさってきた。
「駄目よ、寝なきゃ。明日は早いんでしょ?」
「◯◯が隣にいるのに、寝てられる訳ねぇだろ。」
そう言うと翔は熱い塊を私に押しつけ、深い深いキスをしてきた。
朝、眼が覚めると翔はいなかった。
私はキッチンに向かい、冷蔵庫から水を出して飲んだ。
シンクには、ガーリックポークソテーの皿が、空になって置かれていた。
【ガーリックポークソテー・翔】
濡れたバスタオルを肩にかけ、缶ビールを持ったまま。
私は翔の肩からバスタオルを外し、缶ビールを取った。
「翔、寝るならベッドに行きなよ。」
「ん。」
翔は寝ぼけたまま起きない。
「ほら、風邪ひくよ。」
私は翔の手を引いて、寝室まで連れて行く。
翔はベッドにたどり着くと、転がるように寝転んだ。
翔に掛け布団をかけてやり、私はリビングに戻った。
濡れたバスタオルとビールの缶を片付け、自分の髪を乾かす。
それが終わると、私も寝室へ向かった。
翔を起こさないように、そうろとベッドにもぐり込む。
眠っていると思っていた翔が薄目を開けて、私を抱きよせた。
「ごめん、起こした?」
そう言う私に、翔は何も言わず覆いかぶさってきた。
「駄目よ、寝なきゃ。明日は早いんでしょ?」
「◯◯が隣にいるのに、寝てられる訳ねぇだろ。」
そう言うと翔は熱い塊を私に押しつけ、深い深いキスをしてきた。
朝、眼が覚めると翔はいなかった。
私はキッチンに向かい、冷蔵庫から水を出して飲んだ。
シンクには、ガーリックポークソテーの皿が、空になって置かれていた。
【ガーリックポークソテー・翔】