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第7章 かわいいひと〜ベッドの中〜



秋も深まって今日はそれなりに肌寒い夜。

「毛布と掛け布団をそれぞれ分けてベッドとソファに…」

「…うん。俺にソファ貸してね?」

なんか…やだなぁ…?

「…う…ん。お前さー?
お前が嫌じゃなかったら…
一緒にベッドで寝ない?」

「…先生は?
俺は嫌じゃないけど。」

「俺も…嫌じゃないよ?」


……


「じゃあ…寝よ…
さみーし。」

「うん。」

二人で布団をめくり横になった。

なんだか変な感じ。

意識しないように努めて明るく話しかける。

「あったけー。」

「くふふ。うん。」

何回か言葉を交わしたけど俺は多分すぐに眠りの中へ旅立った。

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