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「相葉くん。聞いた？よろしくね。」

ニコッと笑って俺の横に立つ。

横山が緊張した顔で立ち上がり、二宮さん宜しくお願いします！、と勢いよく頭を下げ直角に折れた。

「横山くん、よろしくね。」

俺も立つと二宮さんが座って…って仕草をして座り直す。

大ちゃんが来て二人で話すのを見てた。

「松潤は？」

「あー、ちょっと別件で。後から挨拶がてら又顔出すはず。」

「でもどうせならこの後、顔合わせを兼ねて簡単な打ち合わせする？」

「あ、時間あるならお願いしようかな。」

俺と横山の今日の仕事の確認をして時間に余裕があると判断されて、大ちゃんも大丈夫と言う。

部長が様子を見ていて、大ちゃんが話しに行く。
明日からでも…と思ってたみたいだけど、時間が作れるのであれば早速動いてくれ、との事で、この後、会議室を使って簡単な打ち合わせをする事になった。

「じゃあ後で。」

背中を触りながら言う二宮さんにドキッとする。

「はい。」

俺は小さな声で返事をした。