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第2章 近づく距離

マンションの前。

「にのちゃん…着いたよー。」

二宮さんを支えてる手を離そうとしたら、だらんとしていた二宮さんがしがみついてきた。

「大丈夫?」

覗き込む。

……

時が止まった。

二宮さんが俺の唇に唇を押し当てた。

……

キス

されてる…

されてるーーー!

ちゅっ、と可愛い音がして唇が離れた。

「相葉くん、おやすみ。」

二宮さんは中へ入って行った。

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