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第4章 あなたを守りたい

翌日。

俺は松本さんにも聞きたいことがあるし、大ちゃんに相談したいし…

どうしたものかと考えてた。

とりあえず先に松本さんにメールすることに。

『松本さん。今日って時間あります?よかったらご飯行きませんか?』

『いいよ。』



仕事が終わって松本さんからメールが届く。

『こないだ行った居酒屋でいい?ちょっと飲みたくて。』

『了解です。』

『俺、先行ってるよ。』

『すぐ追いかけます!』

俺は帰る準備を済ませて松本さんの待つお店へと向かった。



『お待たせです!』

『おつかれー!』

生ビールで乾杯して適当に頼んだ料理をつつく。

「ね。松本さん。教えてくださいよ。」

「なにを?」

「俺をお見舞いに行かせた訳。」

「…あー。あれは。見たから。」

「…なにを?」

「お前らが手ぇ繋いでるのを。」

……


あらーーー。



恥ずかしい…

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