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となりの君と、

第1章 1 気まずい朝

「ひまりー、オハヨ。」

「おはよう、ななみん…」

「なによあんた、元気ないわね。」

大学に入って同じ文学部のクラスになったななみんこと長谷川七美は生まれも育ちも東京の美人さん。

手足がすらりと長く、大人っぽくてはじめて見た時なんて美人なんだ!と驚いた。

同じバスケ部だったということと、ななみんの付き合っている彼氏の藤城君が光多と同じ経済学部だということで仲良くなった。

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