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異彩ノ雫

第286章  四ノ月 Ⅲ ②




一緒にいるのに悲しいのは

会うことがかなわないから…


そばにいるのに淋しいのは

ぬくもりに触れることができないから



風がひとしきり 花を散らす



さよならの代わりに

ありがとう、と記した手紙は

あなたのもとに届いたでしょうか



私は今も

夢の中で彷徨いつづけています…







【my dear…】


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