テキストサイズ

異彩ノ雫

第43章  十一ノ月 ②




君住む街へと続く空

手を差し伸ばし 眼差しを想う…



風よ 吹け

梢をわたれ



この

届かぬ指先の 熱をさまし

焦がれる胸のざわめきを

彼の地へ運べ







【秋日和】


ストーリーメニュー

TOPTOPへ