テキストサイズ

異彩ノ雫

第7章  七ノ月 ③




夕暮れの海辺を ただ 歩く



潮風は

髪に 心に 吹き付ける



寄せる波が

足跡をさらうように

時間が

哀しみの記憶を消し去るならば…



時の汀は どこにあるのか







【汀】


ストーリーメニュー

TOPTOPへ