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異彩ノ雫

第88章  四ノ月 ③




春のうららに 夢をみた

夢から醒めた 夢をみた



醒めた夢の切なさに

零れる涙を覚えてる…



春のうららに 濡れた頬

目覚めた指が つ、とはらう



涙は教える 今はまだ

醒めやらぬ夢のただ中と…



夢見る心を抱きしめる







【微睡み】



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