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異彩ノ雫

第97章  五ノ月 ③




叩きつける雨音が

木立に吸い込まれるように

消えたなら

あなたの街へ虹を架けよう

想いをつなぐ大きな橋を



あなたは

気づいてくれるだろうか

その橋のもと

私が待っていることを…







【雨あがり】



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