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異彩ノ雫

第122章  八ノ月 Ⅱ ②




夏の宵に雨が降る



吹き込む風が

灼けた素肌を撫で上げ

すくめる肩に

あなたのぬくもりが 恋しくて…



窓の外

テールライトが夜を染め

静かに雨は降り続ける







【taillight】


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