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異彩ノ雫

第126章  八ノ月 Ⅱ ④




港町には

ジャズが似合う



待ち合わせ

出会えぬままのピアノ弾き


波に寄せられ

流れ着いたトランペッター



ベース弾きが サックス奏者が

迷い子が集うように奏でる調べ…



夢の欠片を持ち寄りながら

今宵も霧笛と戯れる







【ライブ】



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