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異彩ノ雫

第138章  十ノ月 Ⅱ




蒼みの空が海に変わる…



今宵

雲の波間に浮かぶ月へと

葦の小舟を漕ぎだそう


窓辺に憩う君の手をとり

姫を迎える貴人のように…







【かぐや姫】



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