テキストサイズ

異彩ノ雫

第140章  十ノ月 Ⅱ ②




煌めく星の ひと雫とともに

少年は生まれた



ひそやかに

闇を照らす光の子…



少年は

ひとつ ひとつ

星の名を胸に刻みながら

大人になった



そして 今

かつての少年は銀河をめざす


遥かに夢見た 宙の果てへと…







【astronaut】


ストーリーメニュー

TOPTOPへ