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異彩ノ雫

第140章  十ノ月 Ⅱ ②




それは不思議な夜の中


夢の小舟のオールを

手に入れたなら

愛しい君と漕ぎだそう



行く手に嵐が待ち受けようと

ただ

心のままに波を越えて…



遠い昔の言い伝え

海に眠る宮殿を

君とともに探すため







【夢幻】



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