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異彩ノ雫

第151章  十一ノ月 Ⅱ ③




移ろう季節に

とどまるものは何もなく

風がはらう景色は

空ろなままに花を待つ



鳥よ 嘆くな

私の窓辺で翼をやすめ

いつか、の夢に憩うといい







【うつろい】


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