テキストサイズ

異彩ノ雫

第15章  八ノ月 ②




寄せてかえす波の音

水面を弾く陽の煌めき

頬を撫でゆく優しい潮風…



そのすべてに

ハイビスカスの香りを添えて

愛しい人に贈りたい



窓辺でかざすあなたのグラスに

瑠璃色の海が映るよう…







【潮騒】



ストーリーメニュー

TOPTOPへ