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異彩ノ雫

第158章  十二ノ月 Ⅱ ②




指先で星をなぞり

飲み干した夢は

薄れることのない媚薬のように

胸奥の炎を燃やし続ける



その炎…


道を照らす灯りともなれ

惑うことなく

あの人の背を追うために







【炎】


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