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異彩ノ雫

第162章  十二ノ月 Ⅱ ④




インク瓶を陽にかざせば

夏の潮騒が聞こえてくる



さざ波

白砂

桜色の貝殻…



海色で綴った想いが

あなたの胸に

南の風を届けますように…







【インク瓶】


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