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異彩ノ雫

第171章  一ノ月 Ⅱ ④




風に舞った木の葉がひとつ

戸惑いながら水の上



広がる波紋のただ中に

その身があるもまた哀し



いずこの岸に寄るものか…







【波紋】


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